技術と表現と

『技術と表現』をメインテーマに据えながら、自分の興味あることを日々綴っていきます

『Youは何しに筑波大学へ』

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『Youは何しに筑波大学へ』


って聞かれることがめちゃくちゃ多い。
まぁ、意味わからない経歴だとは思いますが、同じことを伝えるのに飽きてきたので、一回まとめます。

経歴

1996年1月 誕生(現在21歳)
...
2008年4月 開成中学 入学
2011年3月 開成中学 卒業
2011年4月 開成高校 入学
2014年3月 開成高校 卒業 / NPO 参加
2014年4月 慶應義塾大学 経済学部 入学
2015年2月 FiNC インターン開始
2016年8月 FiNC インターン終了
2016年9月 慶應義塾大学 中退
2016年9月 シリウスライティングオフィス アルバイト開始
2016年10月 マネーパートナーズソリューションズ アルバイト開始
2017年3月 全アルバイト終了
2017年4月 筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類 3年次編入

詳細

中学時代

特になし。
野球部には入っていて、普通に活動。
人生振り返ってみても、一番時間を無駄にしたなと感じる期間。
上達もせず、まんじりとウイイレをやりまくっていた時間だけは、本当にやり直したい。

高校時代

中学時代に比べると、色々と挑戦したりはしていて、時間の無駄が減り始める。
ここら辺からは、そんなに後悔はない。
恩師と出会うのもこの時期(高卒で音楽家として活動してきた話を色々聞いて、大事なのは学歴じゃないなと肌身で感じることができた)。
OBによる学内講演で、慶應 経済 出身の公認会計士の人が面白かったので、頭の片隅に公認会計士が残る。
自分は中立的な立場で色々とやる人だ、と(後から見れば誤った)分析をしてしまい、国際公務員国連など)を思い描きながら、一橋大学法学部を第一志望で受験。
→不合格。第二志望の慶大へ。

大学生活

2014年

3月 NPO法人キッズドアに参加

  • 高校在学中、「海外大への学部留学をするのに、ボランティア歴を書かなきゃいけない(からボランティアをする)」的な話を耳にする
  • 「それは違くね」と思い、ボランティアがどんなものか体験するべく、探して参加

4月 入学+公認会計士を考える

  • 高校時代に講演に来たOBの人に、同級生と訪問
  • 会計士についての質問をあまりできず「本当にやりたいの?」
  • 曰く「会計士の仕事は面白くはない」的な話に

5~6月 US会計士の説明会へ

  • Roger CPA Review (大原簿記とかのUS版) のCEO Roger Philippが来ていたので、
  • 「なぜ (USの) 四大会計事務所を辞めてまで、会社を立ち上げたのか」と質問
  • 答えは、「楽しいからだよ」だった
  • 他にも、シングルマザーからのUS 四大会計事務所で働く女性、とかもいて刺激はあった

8月 ドイツ旅行

10月頃 会計士の道はやめる

  • NPOには、慶大卒→東工大(院)の先輩やAccentureのエンジニアの人、そして公認会計士の人もいた
  • 「お前はなんで会計士を目指すんだ? 何がやりたいの? 人生にレールが欲しいだけなんじゃないの? 受験とは違うんだよ? 大学なんて自分で必死に自分の道を探して作らないといけないんだよ?」と詰められまくる
  • 会計士の人曰く「公認会計士の仕事はつまらない」

10月頃 NPOの学生代表的なものに一応なる

  • 社会経験もなく、何もできないのに自分はできると思い込んでる時期
  • 結果、全然うまくいかず、先輩には相変わらずゲキ詰めされ、メンタルが終わっていく

11月 TNK主催のビジコン的なものに参加

  • 起業してる人とかが身近になり始める
  • 学生エンジニアと初めて知り合う

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12月 相変わらずNPOでうまくいかない+起業への興味から大学を辞めるか考え始める

  • ちょうどこの時期、Yahoo!DeNAあたりが大卒問わず新卒として雇う、というのを打ち出し始めていて、そういった選択肢も考えつつ、
  • 友人の誘いで、『Business Creation !』の著者ビル・オーレット(MITでEntrepreneur育成を担っている人)の講演へ
  • 「大学を辞めるか悩んでいる。どうするべきだろうか?」とビルに質問
  • 「大学を辞めて最終的にうまくいったやつも、辞めたすぐ後はめちゃくちゃ失敗していた。どうすればどう、ということはないよ」みたいな答えだった

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2015年

1月 学期末テスト終了後、エンジニア未経験でもエンジニアとして雇ってくれるIT企業でのインターンを探し始める

  • 友人の紹介で、3社目にして働ける場所を見つける(ヘルステック企業 FiNC
  • 面接に行ったその日に研修がスタート

2~3月 エンジニア研修

  • 全くの未経験から、Linux, html, css, js, php, ruby, rails, git, github, etc. と研修
  • 途中で、「全部自分で調べられるようになろう」とふと思い、ググり力・Evernoteへのまとめ力を高める
  • その分少し他の人より時間がかかったが、ググり力の土台は今でも重宝モノ
  • 春休みなどなかったが、充実していて楽しかった

4月 恩師に大学を辞めるか相談

  • 同じ出身高校で唯一知っている高卒の人である恩師の元へ(高卒になっても大丈夫か、改めて会って確かめたかった)
  • 辞めるか悩んでいることを相談
  • 「世の中にある多くの選択肢は、コンビニの商品と一緒だ。味にある程度の保証はあるが、本当にそれが一番美味いのか? それに、一見自分で選んでいるように見えるが、実は選択肢を限定されて、選ばされているんだ。一回、コンビニから出てみようぜ」
  • 「大学に行く意味として、人を知るというのも一つ大きなものだ」

4~7月 実務に入り、挫折の日々へ

  • 研修を終えて少し自分はできるようになったと思っていたが、実務で自分のできなさを再度突きつけられる
  • 大学には興味がなく、週2回だけ通うように履修を調整
  • 実家に居たくなさすぎて、最小限の荷物と金だけでとりあえず飛び出す→金が尽きて帰るが、実家から出る算段を考え続ける

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8~9月 実務への慣れ+シェアハウス@渋谷へ入居

  • 社員さん達のシェアハウスなどにもよくお世話になり、直属の上司と共に生きるような状態に
  • 少しずつインターンでも給料が入るようになったので、実家を離れ、一番お金のかからないシェアハウスへ入居(渋谷で月3万)

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10月 チーム移動で再び挫折の日々へ

  • フロントエンドの力をつけるため、チーム移動になり、再び自分のできなさで挫折
  • 仕事の仕方が悪く、徹底的に詰められ、成長期へ(NPOの時もそうですが、詰める・怒ってくれる人の存在は、本当に貴重です)
  • 当たり前のことだが、ホウレンソウ(報連相)は死ぬほど大事

11~12月 自分の将来について

  • この頃には、まだ未熟な点は多々ありつつも、起業という選択肢もないわけではないような状態になってきていた
  • そんな中、2月から半年以上ぶっ続けで徹底的に働いた中で、心に引っかかる点があった
  • 「自分のための時間が全然ない」
  • 当たり前だが、仕事は全て「ユーザーのため」というところに帰着する
  • それが本当にやりたいことなら、どれだけ時間を使っても後悔などないだろうが、自分はもっと自分のために時間を使いたくなっていた
  • ビジネスの薄利多売より、芸術のような少人数に圧倒的な体験を届けることの方が好きだった
  • なぜ技術へ興味を持ったのか振り返ってみると、小学生の頃にSF映画で見た『ホログラム』が原点だった
  • →ホログラム関連の著書を調べ、著者の久保田教授(京都繊維工芸大)に会いに行くことに
  • そこで見た、1:1スケールのイギリス人女性モデルが撮影されたホログラムは今でも忘れられないほど、リアルだった
  • 手前に飛び出るタイプのホログラムだったので、VR, AR, MRなどでは太刀打ちできないほどのものだった

(写真がなかったので、その時の京都の写真を)
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  • 関東圏の関連する教授を紹介してもらい、吉川教授のところへ
  • 『ホログラム』業界自体が頭打ちになりそうな感じを受け、少し別の方向性も考えることに(これは2016年のNHK技研のホログラム展示を見ても感想は変わりませんでした。むしろ、本当に伸びないなと思ってしまったぐらいです)

2016年

1~2月 SFCへの編入試験

  • 慶応に在籍していたこともあって、一番身近に先端技術/表現に触れられそうだったのがSFCだった
  • 編入試験を受けて、合格通知はもらった

2~3月 落合さんとの出会い

  • ホログラムを調べている時に、たまに Fairy Lights を見かけることがあって、原理的には全然別物だが、実現していることは近いなと思っていたので
  • 久保田教授・吉川教授へやったことと同じように、メールを送ってみた

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  • ゼミに参加してみると、初回は何言ってるか全然わからず
  • 本を読んだり、記事を読んだりしていくうちに段々理解ができるようになって、
  • SFCと落合さんのどちらを取るか考えた末、落合さんを取った

4~7月 インターン+編入試験準備

7月 編入試験合格

8~11月 市街劇&VRの企画を考える→最終的には頓挫

  • 編入試験の準備中、休憩時にyoutubeで色んな人の動画を見ていたのだが、
  • 中でも、寺山修司が面白く、市街劇に関するインタビューを何度となく見た

www.youtube.com

  • このインタビュー動画から着想を得て、企画に起こし、知人・友人らに話をして、興味のある人が何人か集まってくれた

www.slideshare.net

  • 金銭面・技術面・時間・タイミング etc 色々な点で、最終的には頓挫させてしまったが、この時一緒にやろうってなってくれたメンバーとは、個別にというのも含め、今後何かやれるように自分の力をつけておきたいと思っている
  • まだ気持ち的には続いている

9月~ 建築照明デザインのアルバイト

  • 「空間がやりたい」「素材大事」と思っていた中、照明デザインに関する本を読んで、「これだ!」と思い、バイトに応募
  • 建築図面は読めない・CADは触ったことない、というクソみたいな状態だったが、未経験からやることには耐性がついていたので、突破
  • シリウスライティングオフィスというところで、図面からCAD, 3D CG, Adobeなど幅広く経験させてもらった

12月 バイトで筑波での生活費を貯金生活

2017年

1~3月 バイトで筑波での生活費を貯金生活

4月 筑波大学へ編入学


以上で俺の人生の大半。
ほとんど晒したな。

でも、実績が全然ねぇ!
これからガンガン行くしかねぇ!

もっとだ!!